せん妄を発症しやすい人の特徴

query_builder 2025/05/25
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せん妄は、急激な意識の変化や錯乱を伴う症状で、高齢者や入院中の患者に多く見られます。
発症しやすい人にはいくつかの共通点があり、これらを理解することで予防や早期発見につなげることが可能です。
今回は、せん妄を発症しやすい人の特徴についてまとめましたので、ご覧ください。
▼せん妄を発症しやすい人の特徴
■高齢者
高齢者は、せん妄を発症するリスクが高いとされています。
年齢が進むと脳の働きが衰え、認知機能が低下するため、外的な刺激や病気が引き金となり発症しやすくなるためです。
とくに、入院中や環境が大きく変化した場合、せん妄のリスクが高まることがあります。
■慢性的な疾患を抱える人
糖尿病や高血圧・心疾患などの慢性的な病気を抱えている人も、せん妄を引き起こす可能性が高いです。
これらの疾患が進行すると、体全体のバランスが崩れ、脳への影響が出やすくなります。
■特定の薬を服用している人
特定の薬で長期的な薬物治療を受けている人で、せん妄を発症しやすくなる場合があります。
精神科の薬や睡眠薬・鎮痛薬などは、脳に直接的な影響を与えることがあるためです。
また複数の薬を同時に服用している場合も、相互作用により発症することがあるため、注意が必要です。
▼まとめ
せん妄は、高齢者や慢性疾患を持つ人・特定の薬を服用している人に発症しやすい傾向があります。
これらの特徴を把握することで、予防や早期発見が可能となり、適切な対応ができるようになるでしょう。
『訪問看護ステーション 晴空』は、和泉市で訪問看護に関するサービスを提供している事業所です。
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