せん妄が起こる原因とは

query_builder 2025/05/17
13
突然、夜間に活動的になり昼夜逆転が続くなどの症状が見られる場合は、せん妄を引き起こしている可能性が考えられます。
せん妄は認知症に似た症状が見られますが、突発的に発症するのが特徴です。
今回は、せん妄が起こる原因について紹介します。
▼せん妄が起こる原因
■薬の副作用によるもの
薬の副作用は、せん妄を引き起こす最も一般的な原因です。
睡眠薬や抗不安薬・麻薬性鎮痛薬など、脳機能に直接影響を与える薬が該当します。
■入院・手術によるもの
入院や手術がきっかけで意識の混乱が起こり、せん妄が起こることもあります。
この症状は「術後せん妄」と呼ばれ、誰にでも起こり得る症状の一つです。
一過性のため、身体の回復とともに症状は消失します。
■加齢によるもの
高齢者は、加齢に伴う身体機能や脳の予備力が低下すると、せん妄の発症率が高くなると言われています。
また高齢になると、認知症とせん妄を同時に発症しているケースも少なくありません。
混同されがちな症状ですが、せん妄の場合は急激に発症し数日から数週間で治まります。
▼まとめ
せん妄の発症は、薬の副作用・入院や手術・加齢などが原因として挙げられます。
身近な方に、突然症状が現れた場合も落ち着いて対応できるように、せん妄が起こる原因について理解しておきましょう。
『訪問看護ステーション 晴空』は、自宅や施設で日常生活を営むことが難しくなった方をサポートしています。
24時間の緊急対応も行っていますので、和泉市で訪問看護サービスをお探しの際はご相談ください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE